仕事を知る

ノーリフティングケアの導入

ノーリフティングケアとは、
持ち上げ・抱え上げ・引きずりなどのケアを廃止し、リフト等の福祉用具を積極的に使用するとともに、職員の身体に負担のかかる作業を見直すものです。ノーリフティングケアにより、腰痛の減少のみならず、介護の質の向上や業務改善などの効果が挙がっています。また、ノーリフティングケアは、職員と利用者の距離を保つことができるため、感染症対策にもなると考えられています。風の家では、職員の身体的負担が生じるリスクを低減させ、職員が安全で働きやすい職場をつくることを目的として、ノーリフティングケア普及促進事業を実施しています。

お仕事内容

  • 離床介助

    離床介助

    朝、目覚める時間も利用者によって、まちまちです。
    早く目覚める方もいれば、ゆっくり休まれている方もいます。
    人により生活リズムが違うように、目覚める時間も様々です。
    目覚めている方より、順に離床の準備を行っています。
  • 食事介助

    食事介助

    楽しみである食事を提供するために、利用者に合わせた食事を準備しています。
    スタッフは、介助もしますが、楽しく食事を提供するために、
    雰囲気を大切にしてコミュニケーションの場ととらえ
    一日の中でも大切な時間として、介助にたずさわっています。
  • 入浴介助

    入浴介助

    入浴は利用者一人に対してスタッフ一人が付き添いを行い、プライバシーを守り、個浴入浴を基本として、
    ゆっくりと安全に入浴を楽しめるように努めています。個人のレベルに合わせて、身体を動かすことで、
    機能維持にも努め、機械入浴から個浴入浴まで、対応しています。
  • おやつ

    おやつ

    利用者に毎日おやつを提供します。
    饅頭、カステラ、プリン、ゼリーなどの甘いモノが中心になります。
    そのまま食べられない方にも、ペースト状にして提供しています。
  • 就寝介助

    就寝介助

    利用者の就寝時間に合わせて介助を行います。就寝前にはトイレ誘導、口腔ケア、着替えなど、
    ゆっくりと休んでもらうために就寝のお手伝いを行います。
    ご自分で出来ない方にはスタッフが付き添います。
  • 夜間巡回

    夜間巡回

    夜間帯は定期的に巡回を行い、利用者の状況を把握していきます。
    早く眠られる方、遅くまで起きている方、夜間の過ごし方も様々です。
    また、夜間に体調不良などを起こす場合もあるので、慎重に様子を観察しなければなりません。
    巡回は、夜間の重要な仕事の一つです。
  • 排泄介助

    排泄介助

    重要なトイレ介助は、利用者のレベルに合わせて行います。
    トイレやポータブルトイレなど、個々によって排泄方法や時間も様々です。
    その都度、スタッフが一人一人に合わせた最善の排泄方法で対応を行い、
    より良い排泄習慣につながるように日々努めています。
  • コミュニケーション

    コミュニケーション

    介護の現場の中で、利用者とのコミュニケーションはとても重要です。
    様々なコミュニケーション方法はありますが、最も大切なのは、スタッフの利用者に対する接し方です。
    認知症がある方でも、相手の表情や声掛けで感情をくみとることができます。
    心地よく過ごして頂くためにもスタッフは、相手の気持ちに寄り添って接していきます。
  • 記録業務

    記録業務

    全ての利用者の日常記録を日々パソコンに記録しています。
    担当スタッフが、個人のケアプログラムに対して、どのようなケアを行っているか、
    日々のケアの状況を記録として残し、ケアの見直しや、
    今後のケアのあり方などに役立てています。
  • レクレーション、リハビリ

    レクレーション、リハビリ

    レクレーション、リハビリ担当スタッフが、定期的に各ユニットへ出向き、
    ユニット単位でのレクレーションや個人に合わせて機能訓練などを行っています。
    楽しみながら体を動かしたり、カラオケや外へ散歩に出かけたりと過ごしています。
  • 受診の付き添い

    受診の付き添い

    定期的な受診は、利用者の健康管理には欠かせないものです。
    担当スタッフが病院へ付き添い、健康管理に努めています。
    また、家族への報告やナースとの連携も重要になってきます。
  • 外出、外泊

    外出、外泊

    利用者の買い物やドライブなど要望は様々です。
    施設内での生活以外にも、外出することで気分転換を図れます。
    自宅への外泊も、楽しみの一つであり、施設から離れて、帰宅されることで家族との時間を気兼ねなく過ごすことができます。

毎日

ミーティング

毎朝、リーダーが集まり、利用者の体調不良や夜間の状態を報告していきます。当日の予定の連絡事項もあるので、リーダーは、各ブロックへ連絡もしていきます。

申し送り

交代時に前勤務者より申し送りを受けます。その日の利用者の状態や様子などの報告を受け、業務を始める前の情報収集の場として毎回行います。体調不良や事故予防など、さまざまな情報を共有することに努めています。

毎月

モニタリング

担当者は利用者について、ケアの振り返りを行います。出来たこと、出来なかったこと、上手くいったこと、いかなかったことなど、利用者の状態により結果は様々です。問題点や反省点を認識して、今後のケアに役立てています。

ブロックミーティング

連絡事項から、現在のケアにおける問題点などを、ブロックスタッフが、色々な角度から意見を言って、問題解決に向けて話し合います。職員同士の連携も図りやすく、同じ目標に向けてケアの連携も取れます。

全体会議

全職員が集まり、報告会を行っています。各部署でどういうことを行っているか、どのような取り組みを行ったのかを報告しています。施設内で共有すべき情報などの連絡もあります。

誕生日メニュー

毎月1回昼食時に誕生日メニューを準備しています。ユニットでは、その月の誕生日の利用者を皆さんで祝い昼食を楽しみます。豪華なメニューなので、その日を楽しみされている方もいます。

委員会活動

各部署から集まり協議します。施設全体の取り組みが、利用者の良質な生活の向上のために話あっています。

毎年

施設行事

施設全体の行事から、ユニット単位での行事と年間を通じて行っています。家族も参加されての行事なので、利用者にとっても楽しい1日となり、想い出に残る日となります。

カンファレンス

必要に応じてカンファレンスを実施しています。今までのケアを見直し、出来たこと、出来なかったこと、利用者の希望や家族の要望などを考慮して、現状に見合った、より良いケアを考えていきます。